じんむじ

神武寺

神武寺のおすすめポイント!!

  • 源氏も参詣に訪れた、奈良時代創建の、逗子きっての古刹。
  • 「かながわの景勝50選」や「かながわの美林50選」に選ばれた、山岳信仰の面影残す境内。
  • アクセスは神武寺・鷹取山ハイキングコース経由の他、車でも可能。
Highlights

見どころ

神武寺は、奈良時代の724年(神亀元年)に、聖武天皇の命を受けた行基により創建されたと伝わる、逗子きっての古刹です。
平安時代に入り、円仁(慈覚大師)によって中興された際に、天台宗に改宗されました。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」には、源頼朝と妻・政子が安産祈願のため神馬を奉納したことや、源実朝が参拝したことなどが記録されていて、源氏からも篤い信仰を受けていました。

神奈川県の重要文化財に指定されている神武寺・薬師堂(本堂)は、安土桃山時代の1593年(文禄3年)に建立された境内最古の建物です。その後、数度にわたる修理の記録が残されていて、現在目にすることができる建築の主要部分は、江戸時代前期の1666年(寛文6年)に再興されたものであるとみられています。

薬師堂の前に建つ楼門は、江戸時代中期の1761年(宝暦11年)に建立されたもので、2017年には三浦薬師大開帳の記念事業として、仁王尊像と天井の四神画が安置されました。

JR横須賀線の東逗子駅と京急逗子線の神武寺駅の間の山の中にある神武寺は、「かながわの景勝50選」や「かながわの美林50選」に選ばれています。最寄り駅それぞれからハイキングコースで登ることができる他、横浜横須賀道路の逗子IC方面からは車で薬師堂などの近くまで登ることもできます。
山岳信仰の霊場でもあった神武寺は、まちなかにある寺院よりアクセスの難易度が高めです。高齢者や体力に自信のない方は、車を使った参拝を検討すると良いでしょう。
ハイキングコースは鷹取山にもつながっていますので、健脚な方は、横須賀市の追浜方面に抜けるルートを選ぶと、東京湾側の眺望なども楽しめるのでおすすめです。

神武寺・薬師堂(本堂)(撮影日:2023.03.30)
神武寺・薬師堂(本堂)(撮影日:2023.03.30)
神武寺・楼門(撮影日:2023.03.30)
神武寺・楼門(撮影日:2023.03.30)
神武寺・鐘楼(撮影日:2023.03.30)
神武寺・鐘楼(撮影日:2023.03.30)
Access

アクセス方法・行き方

 電車・バスでのアクセス

おすすめ度

おすすめです。

最寄り駅・最寄りバス停

●JR東逗子駅から表参道経由
JR横須賀線「東逗子駅」より徒歩約20分


●京急線神武寺駅から池子参道経由
京急逗子線「神武寺駅」より徒歩約40分


●神武寺・鷹取山ハイキングコース経由
「鷹取山」山頂より徒歩約30分

 車でのアクセス

おすすめ度

おすすめです。

最寄りIC

横浜横須賀道路「逗子IC」

駐車場

あり(裏参道側)

Information

基本情報

住所

逗子市沼間2-1402

TEL

046-871-4565

営業時間

境内への入場は原則年中無休/終日可能

料金

無料(志納)
※堂内の参拝は事前予約のうえ、特別参拝料が必要

ウェブサイト

https://www.jimmuji.org/

トイレ

あります。

周辺の飲食店

ありません。

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