まんだら堂やぐら群
まんだら堂やぐら群のおすすめポイント!!
- 国史跡「名越切通」内にある、鎌倉地方最大規模のやぐら群。
- 「まんだら堂」という名前は、この場所に伝わる古い地名「まんだらどう」に由来。
- 春~初夏と秋~冬の土曜・日曜・月曜・祝日のみの限定公開。
まんだら堂やぐら群のおすすめポイント!!
まんだら堂やぐら群は、古くより鎌倉と三浦半島方面を結ぶ交通の要衝だった古道で、国史跡に指定されている名越切通内にある、大規模なやぐら群です。「やぐら」とは、鎌倉時代から室町時代に鎌倉やその周辺の崖地に造られた、横穴式の墳墓または供養の場です。まんだら堂やぐら群では、このやぐらが150穴以上確認されています。これだけまとまった数のやぐらが残っている場所はめずらしく、鎌倉周辺でも最大規模のやぐら群の一つです。
「まんだら堂やぐら群」という名前は、この場所に伝わる古い地名である「まんだら堂(まんだらどう)」に由来します。この地名の由来は、ここに「まんだら堂(曼荼羅堂)」と呼ばれた施設があったことによると考えられますが、その詳細は分かっていません。周辺には現在も日蓮ゆかりの寺院が多く現存していることから、日蓮宗関連の施設だった可能性が高そうです。
まんだら堂やぐら群は保存管理の都合で、春~初夏と秋~冬の2回に分けて、期間限定で公開されています。
近年は、春~初夏は4月中旬~5月下旬または6月初旬、秋~冬は10月中旬~12月中旬の、土曜・日曜・月曜・祝日のみの公開となっています。(詳細は営業時間欄もご覧ください)
まんだら堂やぐら群のある名越切通までのアクセス情報については、以下の記事も参考にしてください。
おすすめです。
●徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅(西口・久木方面)」より徒歩約40分、京急逗子線「逗子・葉山駅」より、名越切通「法性寺口」経由で、徒歩約45分
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、名越切通「大町口」経由で、徒歩約40分
●逗子駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「亀が岡団地循環」行きにて『緑ヶ丘入口』下車、名越切通「小坪階段口」経由で、徒歩約10分
または、『亀が岡団地北 』下車、名越切通「亀が岡団地口」経由で、徒歩約10分
●鎌倉駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「緑ヶ丘入口」行きで『緑ヶ丘入口』下車、名越切通「小坪階段口」経由で、徒歩約10分
おすすめしません。
横浜横須賀道路「朝比奈IC」
なし
ありません。
逗子市小坪7丁目 国史跡「名越切通」内
046-872-8153(逗子市 教育部社会教育課文化財保護係)
●2025年(令和7年)春夏の限定公開
4月19日(土曜日)~6月1日(日曜日)の間の土・日・月曜・祝日 10:00~16:00
●2025年(令和7年)秋冬の限定公開の予定
10月18日(土曜日)~12月14日(月曜日)の間の土・日・月曜・祝日 10:00~15:00
※入場は閉門5分前まで
※荒天の場合は閉鎖する場合あり
入場無料
※史跡の維持管理経費にあてるため、寄附を募集しています。
まんだら堂やぐら群や名越切通周辺に公衆トイレはありません。
最寄りの公衆トイレはハイランド口を出た先の浄明寺緑地で、30分程度歩きます。
ありません。